はったつれじでんす

中の人はグレーアスペ×ADHD混合型です。"れじでんす(レジデンス)"とは住宅という意味で、ブログタイトルの【はったつれじでんす】は、このブログが、発達障害当事者やその周囲の方の拠り所となることを願ってつけたものです。発達障害は脳機能の凸凹と言われていますが、時としてそれが恵まれた才能として開花します。そんな、発達障害という優れた武器を使って現代社会を力強く生き抜くための情報を日々発信しています。時には発達特有の想像性や独創性を活かしたユニークで面白い記事も書いていきます。

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発達障害者こそストレス発散が大事です!ストレス解消法6つご紹介【定型発達者も参考可能です】

発達障害は最近話題ですけど、主に仕事の面で問題を抱えている人は多いようですね。

 

問題になるのも、ほとんどが同僚や上司、取引先など仕事での人間関係が中心です。

 

でも、今回は発達障害のプライベートについて焦点を当てたいなと思います。

 

仕事面のことと比較してプライベートに焦点を当てた日常生活について語られることは案外少ないかなーと感じています。

 

定型発達人でさえ仕事でのストレスが多い時代、プライベートでストレス発散できないと人生詰みます(笑)。

 

ましてや発達障害人は、仕事を含めた日常生活全般においてストレス過多になりがち。なぜなら発達の凸凹(でこぼこ)が社会の枠にうまくはまらないから。

 

特に発達障害人はストレスを溜めやすいのに、仕事とプライベートの区別がうまくできないことも多く、ストレス発散の仕方がいまいち下手クソなところがあります。なぜわかるのかというと、これは僕がそうだからです(笑)。

 

運が良い場合は、逆にそれが仕事において長所として発揮されたりもしますけどね😅(苦笑)

 

人間も生き物なので、本当は発達障害人も定型発達(健常者)のように休むときはしっかり休む、遊ぶときはしっかり遊ぶ、そして英気を養って仕事に臨む。そういう流れが大切です。そのシステムがぎこちなくなるのが発達障害の様相というのが実情ですかね。

 

だから、むしろ発達障害こそプライベートを充実させてくれ!と思います。(何度も言いますが、自分もそうなので。自分に言い聞かせるつもりで書いています)

 

ストレスに効く解消法はいろいろありますが、ここでは比較的手をつけやすいものを下記に紹介します。

 

 

ついでに逆効果な、間違ったストレス解消法も下記にご紹介します。

 

 

この逆効果のストレス解消法を行うと、定型発達者はもとい、発達障害者にとって短所として強調される障害特性や二次障害などの精神疾患を助長してしまいます。

 

当てはまる人は気をつけて!今からでも遅くないから徐々にやめるように努めてみてください。

 

以上、ぜひ参考にしてみてくださいね!

神経症者の恋愛は心に安心感を得られればとりあえずOKだと思う。

 

男性側がリードしていければうまくいきます。

 

要は安心感を与えれば良いのです。

 

これは神経症女性に限った話でもないけどね。

 

「そんなに頑張らなくても良いよ」「いつもありがとう」などの褒め言葉をあまり重く受け取られない程度に、かるーく、そしてごく自然に言える男性は素敵です!

 

演技がかってないってのが良いんです。

 

神経症傾向のある人は心配性で猜疑心がとても強く、それは心が安定しにくい、神経が昂りやすいといったことがあるかと思います。

 

自律神経が過剰に反応して交感神経優位になっているのかも知れない。

 

アドレナリン全開!って感じです。

 

僕は常々、男女の関係がうまくいくいかないは7割くらい男性側に比重が置かれていると思うんです。浮気とか不倫とかね。男性が多いですもんね。

 

神経症的な人は楽しむというよりも、まず前提として安心感をしっかりと感じられるようになることが大切です。

 

恋愛関係において安心感って女性から男性に対して与えられるものってイメージが僕の中では比較的強いんだけど(男性的思考だな😅)、実際は逆の方が恋愛関係は理想に近づくのでござんす。

 

愛情飢餓感、虚無感(空虚感)、愛情欲求、いろいろ言い方はあれど、とにかく安心感を本人が得られるか否かの問題。

 

安心感の土台の上に楽しさとか喜びとか幸せとか情熱とかがくるわけ。

 

少し専門的なことを言うと、乳幼児期の愛着の話がそれ。

 

心の安全基地をしっかりと形成できているかな、一度自分で内省してみると良いかと思うよ。

 

ちなみに、男性側が安心感を得られていないってことももちろんある。

 

男性にはそれこそ”父性”というものがあって、甲斐性や包容力など、一応安心感という意味では父性がそれそのものなのかも知れないけど、母性的な安心感とはもちろん性質が異なるよね。

 

女性の不安はメランコリック、ヒステリックになりやすいけど、男性の不安は衝動的なものや多動的なものに近かったりする。

 

それこそADHDに似た要素もあります。一応、ADHDは愛情不足といったものとはほとんど関係がないと言われていて、なので男性の衝動的・多動的な行動というものは愛着とはまた別の話になることもあります。

 

最近ではオキシトシン(出産などを経た女性に多くみられるホルモン)という絆ホルモンがADHDを含むASD自閉症スペクトラム障害)などへ効果が認められているという研究結果もあります。

 

オキシトシンは安心感を与えてくれるホルモンで、人工的なものですが点鼻薬やスプレーもあります。

 

語弊覚悟で言うと、女性の場合は、生物学的には、良い男性に出会って妊娠出産を経ればオキシトシンも分泌して神経症的な症状も落ち着いてくる可能性は十分にあります。本能が安心感を求めているんですよ。

 

男性の場合も女性と交際していく中でオキシトシンとかホルモン調整がうまく進めば安心感を得られて、ドッと良い男になれると思います👍

 

まあ、男性の場合は人生ダメになろうがうまくいこうが関係なく、どちらにしろ恋愛体質な人は男女関係はお盛んだと思うんだけど。

 

さて、愛着障害なんかにもオキシトシンが一定の効果をあげています。

 

結論、愛されたい、けど......っていうのは不安傾向が強いこともあるので、特に女性の場合は男性によって人生が変わることも多々あります。

 

だから男性側がしっかりとするべきだ!という見方は一理あります。

 

現状は不貞行為が盛んで地球は動物園状態。

 

いや、別に人類の業というか宿命というか、極論そういうものって永遠に無くならない気もするのですが、もう少し人類から不安が取り除かれて安心感が植え付けられるような社会づくりは頑張ればできるのではないかなと個人的には思っております。

 

男女関係は人類の核になる営みなので、そこにぐらつきが多くなると経済発展も鈍化します。

 

要は、人間たるもの病んだりすると個人レベルで生産性が落ちるよね?

 

失恋でなんやかんや、いろいろあります。

 

そういうケースを出来る限り少なくするとミクロで生産性が向上して結果マクロでも経済全体が右肩上がりに伸びやすくなるという感じです。

 

まあ、実際問題難しいんだけど、理論的にはそうなんよね。

 

世の中は本音と建前があるからそういうのも参考にしながら。。。

【意外な事実】トリプトファンは発達障害に悪影響の可能性がある?!

大豆に多く含まれているトリプトファン

 

トリプトファン必須アミノ酸の一つで
本来であればこのトリプトファンについてはメリットが多いです。

 

トリプトファンについての記事はこちら🔽

mameshiba7.hatenablog.com

 

だけど発達障害の人にとっては発達が阻害されるかも知れないという話があります。

 

お肉は、動物性タンパク質をとれますが、人によっては炎症体質になりニキビがでたり体臭がキツくなったりするそうです💦

 

なぜなら脂身があるから。むね肉とかは比較的脂身は少ないのでどうしてもお肉食べたかったらむね肉おすすめです。胸肉は安いしね。

 

ただしお肉は全体的に消化に時間かかる胃にも負担があるってのもある。正直ある。

 

そういう人は、魚を食べると良いと思う。

 

旬の魚をとること。DHAEPAなどはよく知られているところだけど、サーモンとかも適度に脂身があるし、魚にもタンパク質は含まれています。

 

だから炎症体質の人や何かしらの理由でお肉が苦手な方はタンパク質を摂るためにお魚食べてください。

 

お魚は胃腸への負担が少ないので胃腸弱い方には良いタンパク源になります。

 

僕も魚好きで、魚を食べるときのデメリットは歩留まりが悪い。それだけ。笑。

 

魚の骨も油で揚げてカリカリにしておつまみやお菓子として食べても良いし、微生物に分解してもらって肥料にもなるし。

 

ビタミン、ミネラル、タンパク質、抗酸化物質。それから腸内環境を改善・調整するもの。

 

抗酸化物質、フラクオリゴ糖難消化性デキストリン発達障害人の心身を楽にしてくれるエレメントだそうです。

 

さて、トリプトファンは単体で取ると発達に悪影響が出ちゃう可能性があるそう。

 

トリプトファンナイアシン葉酸、鉄で5HTPができる。

 

5HTPとビタミンB6でセロトニンができる。

 

セロトニンマグネシウムメラトニンができる。

 

発達障害の人がトリプトファンを単体でとるとキヌレン酸という神経毒が疑われる物質に変わっちゃう傾向がある。

 

取りすぎが良くないというだけなので、無理にトリプトファンをとることを避ける必要はないと思います。

 

発達障害人にとってトリプトファンを積極的にとるより合成でできる5HTPをとる方が手っ取り早いかも知れない。その場合はサプリメントで5HTPが摂取できるものがあるらしいです。ただし、薬理学的にいろいろあるので、自己責任でお願いします。

 

一応、サプリメントは応急処置ということで、普段からサプリメントに頼りすぎるのではなくて、あくまで食事の中で自然のものから栄養を取り入れるようにすると良いと思います。

 

また、サーモンの赤み成分はアスタキサンチン。これは抗酸化物質の一つ。

 

老化やガン、動脈硬化生活習慣病などの様々な病気のリスクを抑えてくれるのが抗酸化物質です。

 

ファイトケミカルについてはこちら🔽

www.tyojyu.or.jp

 

鮭ならば、代表的な栄養素としては、タンパク質、核酸、オメガ3、アスタキサンチン。それらが脳の炎症を抑え込んでくれる可能性が高いそう。

 

鮭は発達にとってのスーパーフードです。

 

発達障害の人は日常生活での困難が多い上に、食事にまで気が回らず栄養が偏ることが多いのでぜひ、この記事も参考にしてください!

 

何度も言いますが、お魚はマジでおすすめです!

発達障害と薬は相関が無いんじゃないかという話

発達障害は先天的な脳の機能障害です。

 

発達障害と呼ばれている人たちには程度の差こそあれ、その障害特有の困り事が顕在化しています。

 

薬は病気の症状を軽くしたり原因のウイルスなどをやっつけたりするものです。

 

まずは、障害と病気、(精神)疾患の違いを理解しないといけないなと思いながらも自分でもたまにこんがらがります。

 

イメージとしては障害は先天的なものかつハード面での困難、病気は好天的なものかつお薬などで緩和、治癒できるものだと考えられるかも。

 

あくまでイメージなので具体的な例外はあります。

 

薬は病気や精神疾患を治すものです。

 

だから障害は治せないです。

 

うつ病とか風邪は病気(疾患)なので薬で治ります。

 

厳密には、症状の根本原因を解消するという感覚に近いかもしれません。

 

障害は根本原因がハードに固いのがデフォルトなので治すという概念では無いわけです。

 

それだけの違い。

 

障害は治らないというのもそういうことで、気休め程度に「個性」という言葉でとりあえずは社会通念として片付けようとしているわけです。

 

障がい者にとっては何とも残酷に聞こえるでしょう?

 

でも確かに、個性ではあるんですよ。

 

個性なんだけど、受け入れられるかはまた別の話だから障がい者の困難や社会問題があるんです。

 

それだけのことなんだけど現実は現実なのできついんです。

 

現実で受け入れられないと気持ちは疎外感抱えまくります。現状に心がついていかないというタイム?ラグ状態。

 

障害があると病気にもなりやすいので栗を飲むんですけどそれは”障害を治す”んじゃなくて病気を治そうとしているのであって、お薬を飲んだからと言って障害がどうなるということではありません。

 

障害という基盤があるだけです。

 

だからタイトルにもあるように発達障害と薬は相関が無い、つまり薬を飲んでも発達障害が障害でなくなることはあり得ないということです。

 

今日は辛口の記事になってしまいましたが、事実だし、悲観することでも無いです。

 

ただ単に社会が現状に追いついてないだけの話なので。

 

僕たちが生きてる間に少しでも障害者がみなさん楽に楽しく生きられるような世の中になればいいなと思います。

 

僕も発達障害あるのでそう思います。

 

発達障害者の皆さん。お薬は二次障害を治すために使ってくださいね。発達障害は治るという概念では無いので悪しからず。

 

小さい頃にはtったつ障害が発覚したら、または疑わしければ「療育」という手があるので全然余裕だと思います。

 

小さい時に対策できていたら随分と生きるのが楽になりますよ。

 

僕がそれをできなかったのもありますが、発達の凸凹のあるお子さんをお持ちの方は、ぜひ実践してみてください。療育に参加してください。各地でプログラムも多くあります。探せば近くにあります。どうか楽しんでください。

 

ではでは👋

パーソナリティについて

パーソナリティとは


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パーソナリティ(Personality)。

 

それは"生まれながらにして周囲の影響を受けて形作られていくもの"であり、"他の誰でもない自分"として認識できるものです。

 

日本語のニュアンスとしては「人柄」が一番近いかもしれない。

 

※パーソナリティの概念と似たものとしては「性格」を意味する「キャラクター(character)」という言葉がありますが、両者の区別は曖昧なので、一緒だと考えても問題ないです。

 

心理学におけるパーソナリティの概念

・Personality(パーソナリティ)とは、人の、広い意味での行動に時間的・空間的な一貫性を与えているもの、と定義される。

 

心理学辞典(有斐閣)より一部抜粋


余談ですが、僕はブログを書くことが好きです(このnote然り)。ブログを始めた当初はがむしゃらに記事を書いてアップしていたのですが、サイトへのアクセス数が伸び悩んでいました。

 

なかなかモチベーションが保てなくなっていたそんな時、SNS繋がりでブログの書き方を教えてくれるセミナーに参加することになりました。

 

そこでは読者に読んでもらえるような記事を書くためのポイントをいくつか教わりました。

 

その中で、自分の書いた記事を読んでもらいたい人を想定することが大切だという話がありました。

 

自分で考えたターゲット(想定読者)に対して、その人に役立つ情報を届けるつもりで記事を書いていくのです。

 

このターゲットは「ペルソナ」と呼ばれています。

 

きちんと読まれるブログを書く際には、このペルソナを仮定して、その人(多くは、友人など、周りに実在するたった一人の具体的な人物)に向けていくつも記事を書いていくと理想的なブログ運営ができるようになります。

 

ところで、このペルソナという言葉の響き、なんとな〜くパーソナリティと似ている感じがしませんか?

 

パーソナリティ(Personality)は、「仮面」を意味するPersona(ペルソナ)に語源を持ち、常に変化する外界への適応のさまを表層的に捉えたものであるという意味合いがある。

 

心理学辞典(有斐閣)より一部抜粋


パーソナリティとはまさしくこのペルソナのことです。つまり、パーソナリティについて知るにはその語源であるペルソナの意味について知ることが、最も勉強になるのかなと思います。

 

難しい場合には、とりあえずパーソナリティとは自分らしさ、つまり個性のことで、それは自分自身が日々の生活を送る中で自然と形作られていくものだとの理解でOKです。

 

ちなみに昨今の心理学は、個人のパーソナリティは、その人の生まれ持った遺伝的要素とこれまで過ごしてきた環境要因とが相互に影響し合ってできるものであるとの結論に至っています。

 

パーソナリティと犯罪の関連性について


パーソナリティと犯罪ってのは確実に結びつきそうですけど、これをデータで示すとなると案外簡単なことではないみたいです。

 

両方にまつわる歴史は、犯罪に結びつく性格特性をどれだけ正確に抽出できるのかというところに視点が置かれていました。

 

ある個人が備えている性格特性が、その人が実際に犯罪行為を犯してしまう可能性に寄与しているということは昔から言われていました。

 

でもいざ研究してみると、これだと言えるような性格特性を見つけることが難しかったそうです。

 

そこで、もともと性格の範囲が曖昧だったものを、細分化していくつかの具体的な性格特性に分けて考えるようになりました。

 

そうしたら比較的安定して犯罪に関係している性格特徴を判別しやすくなったという経緯があります。

 

性格と犯罪の関連性についての実証的研究


MMPIやビッグファイブといった性格検査やロールシャッハなど投影法を用いた精神分析的手法によって犯罪の原因を解き明かす実証的な研究(結果を数値やデータなどの客観的な指標で示すような研究)が行われるようになりました。

 

人間の性格と犯罪の関係について初めて実証的に研究を行ったのは、グリュック夫妻です。

 

性格特性の良し悪しを決めつけたように記述した彼らの研究に対してはそれなりの批判もあったそうですが、シンプルな話、テキストに載るくらいなので彼らの功績は大きかったのだと思います。

 

もちろん今では、犯罪に関係している特定の性格を断定するのではなく、性格の"個人差(遺伝や環境の相互作用)"に着目して考えた方がごく自然だとわかります。

インクルーシブ教育

こんにちは、まろんです。

 

今回は、インクルーシブ教育とはどのようなものなのか、そして、そのような教育を行っている現場を選定する際のポイントをお伝えしていきます。

 

インクルーシブ教育とは

インクルーシブ教育とは、障害者と健常者が一緒になって物事に取り組むことです。

 

インクルーシブ教育システムとは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み

 

(障害者の権利に関する条約第24条)より

 

現在、障害者教育の現場では広く普及している概念であり、多様な社会を築いていくうえでも重要な考え方の一つとなっています。

 

インクルーシブ教育が目指すところとは

インクルーシブ教育が目指すところは、境遇の違う他者との「共生」です。

 

他者との違いは、見た目などのわかりやすいものから、意識や考え方などの目に見えない部分まで多岐にわたります。

 

お互いの違いを個性として認め合いながら同じように社会で生きていくことができるような仕組みこそ、インクルーシブ教育が目指すところです。

 

インクルーシブ教育を考えるうえでのチェックポイント

インクルーシブ教育は、考え方もさることながら違いのある他者を尊重し共に生きていくという理想を掲げたシステムであるため、教育の意義とも親和性が高く、一見すると聞こえは良いのですが、そのことは反対に「インクルーシブ」という言葉の美しいイメージだけが独り歩きをすることにもなりかねません。

 

実際に、共生やインクルーシブを謳っていても、きちんとした実態や実績が伴っていない場合もあります。

 

そのため、自身やお子さんが通うような教育施設においてインクルーシブ教育がきちんとなされているかを把握する必要があります。

 

以下、そのためのチェックポイントをいくつかご紹介します。

 

✅個別の計画案があるか

受験や就職など卒業後の進路まで考えられているか。
合理的配慮を求めていくことの方法など。

 

✅合理的配慮の実績はあるか

 

インクルーシブ教育を達成するために、障害者の苦手などに配慮した現場づくりは必須です。どのようにインクルーシブ教育を実践しているのかを具体的な実績をもとに評価します。

 

✅インクルーシブ教育について知識やノウハウを持っている支援者担当者がいるのか

 

障害などに関する知識やノウハウを持っている人が誰もいないと、なかなか支援にポジティブだとは言い難いです。

 

✅強制や放置をしていないか

 

多様性や自由を全面に押し出すばかりで、無理に型にはめようとしたり、逆に放置するということになる場合もある。これも子どもたちの将来を考えていないことにもつながります。

 

「障害のある子でも特別扱いはしない」「誰もが自由に学べる」といった文言は要注意です。

 

「実存は本質に先立つ」で、ただ単に流行りに乗ってるだけで、実質インクルーシブ教育のエッセンスがわかっていないような綺麗事が多い場合も事実です。

 

「共生」や「インクルーシブ」を掲げているところに入学や転学を希望している場合には、一度しっかりと実態を把握したうえで検討されることをおすすめします。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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アダルトチルドレンは万病のもと




こんにちは、まろんです。

 

今回は、アダルトチルドレンを自認しているぼくが、アダルトチルドレンとはどういうものか、アダルトチルドレンがもたらす精神病理や社会生活の困難さについての話を自身の経験も踏まえながらお伝えしていきます。

 

アダルトチルドレンは万病のもと

 

アダルトチルドレンという言葉はもともとアメリカの福祉現場で使われていたもので、そこからここ数十年で広く世界的にその概念が浸透していった経緯があります。

 

医学的診断名ではないものの、実際、さまざまな精神疾患の原因にもなっており、医学の範囲ではとらえどころのない複雑怪奇な人間の精神構造をこのアダルトチルドレンという言葉で説明することができるのです。

 

 

アダルトチルドレンがもたらす悲劇

 

アダルトチルドレンと聞いてイメージするのが、アルコール依存症の患者とその家族についてです。

 

アルコール依存症についてはアダルトチルドレンの代表的な例ですが、その本質は「家族内などの機能不全な関係性の中で形成される個人における社会的に好ましくない物事の捉え方や考え方、行動のパターン」です。

 

この精神病理的な認知や行動についての問題とそこからの脱却についての話がアダルトチルドレンにおける一大テーマとなっています。

 

 

 

アダルトチルドレンについて初めて知った人でも読みやすいように平易な文章で書かれていますので、アダルトチルドレンの入門書にピッタリの一冊です。

 

そして何より、この本の著者は元アダルトチルドレン当事者ですので、われこそはアダルトチルドレンだ!わたしもアダルトチルドレンの回復を目指しています!という人にこそ読んでほしいです。

 

 

アダルトチルドレンに関する自助会や支援団体

 

ぼく自身、アダルトチルドレンを自認した頃に自助会に参加させてもらったことがありました。

 

アダルトチルドレンの自助会や支援団体は全国にいくつもありますが、その中でも一番認知度が高いものが「ACA」です。

 

ぼくも、住んでいる地域のACAの集まりに参加させてもらいました。

 


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当時ぼくのいた地域の集まりは定期的に行われていました。初回、まず写真にあるリーフレットをいただきました。

 

このリーフレットアダルトチルドレンから回復するためのバイブルになります。

 

アダルトチルドレン回復のための12のステップを踏まえたアダルトチルドレンであることを人生の肥やしにしていくためのエッセンスがリーフレットには所狭しと書かれています。

 

ところどころ宗教やスピリチュアルに近いような書き方にもなっていますが内容的には決して間違っているものではありません。

 

 

 

アダルトチルドレンについて気になった方は、ぜひ近くで開かれている自助会など探して足を運んでみてください。

 

アダルトチルドレン関連書籍のご紹介

 


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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