はったつれじでんす

中の人はグレーアスペ×ADHD混合型です。"れじでんす(レジデンス)"とは住宅という意味で、ブログタイトルの【はったつれじでんす】は、このブログが、発達障害当事者やその周囲の方の拠り所となることを願ってつけたものです。発達障害は脳機能の凸凹と言われていますが、時としてそれが恵まれた才能として開花します。そんな、発達障害という優れた武器を使って現代社会を力強く生き抜くための情報を日々発信しています。時には発達特有の想像性や独創性を活かしたユニークで面白い記事も書いていきます。

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発達障害と薬は相関が無いんじゃないかという話

発達障害は先天的な脳の機能障害です。

 

発達障害と呼ばれている人たちには程度の差こそあれ、その障害特有の困り事が顕在化しています。

 

薬は病気の症状を軽くしたり原因のウイルスなどをやっつけたりするものです。

 

まずは、障害と病気、(精神)疾患の違いを理解しないといけないなと思いながらも自分でもたまにこんがらがります。

 

イメージとしては障害は先天的なものかつハード面での困難、病気は好天的なものかつお薬などで緩和、治癒できるものだと考えられるかも。

 

あくまでイメージなので具体的な例外はあります。

 

薬は病気や精神疾患を治すものです。

 

だから障害は治せないです。

 

うつ病とか風邪は病気(疾患)なので薬で治ります。

 

厳密には、症状の根本原因を解消するという感覚に近いかもしれません。

 

障害は根本原因がハードに固いのがデフォルトなので治すという概念では無いわけです。

 

それだけの違い。

 

障害は治らないというのもそういうことで、気休め程度に「個性」という言葉でとりあえずは社会通念として片付けようとしているわけです。

 

障がい者にとっては何とも残酷に聞こえるでしょう?

 

でも確かに、個性ではあるんですよ。

 

個性なんだけど、受け入れられるかはまた別の話だから障がい者の困難や社会問題があるんです。

 

それだけのことなんだけど現実は現実なのできついんです。

 

現実で受け入れられないと気持ちは疎外感抱えまくります。現状に心がついていかないというタイム?ラグ状態。

 

障害があると病気にもなりやすいので栗を飲むんですけどそれは”障害を治す”んじゃなくて病気を治そうとしているのであって、お薬を飲んだからと言って障害がどうなるということではありません。

 

障害という基盤があるだけです。

 

だからタイトルにもあるように発達障害と薬は相関が無い、つまり薬を飲んでも発達障害が障害でなくなることはあり得ないということです。

 

今日は辛口の記事になってしまいましたが、事実だし、悲観することでも無いです。

 

ただ単に社会が現状に追いついてないだけの話なので。

 

僕たちが生きてる間に少しでも障害者がみなさん楽に楽しく生きられるような世の中になればいいなと思います。

 

僕も発達障害あるのでそう思います。

 

発達障害者の皆さん。お薬は二次障害を治すために使ってくださいね。発達障害は治るという概念では無いので悪しからず。

 

小さい頃にはtったつ障害が発覚したら、または疑わしければ「療育」という手があるので全然余裕だと思います。

 

小さい時に対策できていたら随分と生きるのが楽になりますよ。

 

僕がそれをできなかったのもありますが、発達の凸凹のあるお子さんをお持ちの方は、ぜひ実践してみてください。療育に参加してください。各地でプログラムも多くあります。探せば近くにあります。どうか楽しんでください。

 

ではでは👋